前回の記事では、揚げ物や外食を無理に我慢するのではなく、「脂質とどう付き合うか」が大切だというお話をしました。
「油の量は減らさなくていい」
そう言われても、やっぱり「油=太る」というイメージが拭えない…という方も多いのではないでしょうか。
私がエステティシャンとしてサロンに立っていた頃、沢山のお客様の肌に触れてきて、お客様の食生活のお話を聞いてきて、感じていたことがあります。
今回は、30代以降の女性が陥りやすい「油抜きの落とし穴」と、体を内側から潤わせるための「正しい脂質の摂り方」についてお話しします。
なぜ?油を抜くと「枯れていく」理由
「カロリーが高い油を抜けば痩せる」。
単純な計算ならそうかもしれません。でも、大人の女性の体はもっと繊細です。
ストイックに油抜きをしているお客様の背中や腕に触れると、指先から「冷え」と「カサつき」が伝わってくることがよくありました。
油を極端にカットすることで、体の中ではこんな「欠乏トラブル」が起きているのです。
「お肌のバリア」が壊れる
私たちの肌細胞一つひとつは、「細胞膜」という膜で包まれています。この膜がしっかりしているからこそ、肌は水分を保ち、弾力を維持できます。
この細胞膜の主成分、実は「脂質」なんです。
油を抜くということは、家の壁(細胞膜)の材料をなくすようなもの。
壁がスカスカになれば、いくら化粧水で水分を入れても蒸発しますし、外からの刺激も入り放題になります。
30代を過ぎて「急に肌が乾燥しやすくなった」「ツヤがなくなった」と感じるなら、高級なクリームを買い足す前に、食事の油を見直す方が近道です。
「ホルモン材料」の枯渇
女性の美しさやメンタルを支える「女性ホルモン(エストロゲン)」。
実はこれも、脂質(コレステロール)を材料にして作られています。
油抜き生活を続けると、ホルモンの材料が入ってきません。
これらは性格の問題ではなく、単なる「材料不足」の可能性があるのです。
体が「省エネモード」になる
ここが一番の皮肉ですが、油を断ち続けると、体は「飢餓状態だ!」と勘違いします。
すると、命を守るために代謝のスイッチを弱め、入ってきた栄養を必死に脂肪として溜め込もうとするのです。
「減らす」のではなく「入れ替える」。美しくなる油の選び方
では、どうすればいいのか。
重要なのは、「質の悪い油」をやめて、「美容液になる油」に入れ替えること。
今日からできる「入れ替え術」をご紹介します。
まず見直したいのが、家に常備している調理油です。
本当の敵は「糖質+脂質」の組み合わせ
私がサロンでお客様の普段の食事についてのお話をしていて、「これが太る原因か…」と一番感じたのが「組み合わせ」です。
油そのものよりも、「糖質(砂糖・小麦)」と「脂質」がセットになったものが、最も脂肪になりやすく、肌を「糖化(コゲ)」させます。
太りやすいNGな組み合わせ
- 菓子パン、デニッシュ
- クッキー、ケーキ
- ポテトチップス
これらを避けるのが基本ですが、どうしても食べたくなってしまう時や、外食で避けられない時もありますよね。
そんな時の「お守り」として、前回の記事でも少し触れた「抗酸化・抗糖化ケア」ができるアイテムを味方につけるのも賢い方法です。
プロが頼る「お守り」アイテム
私がサロン時代から愛用していて、前回の記事でもチラッと紹介したのがこちら。

これ、ただの青汁じゃなくて「抗糖化(コゲつき防止)」と「抗酸化(サビつき防止)」に特化しているのが凄いところ。
「甘いもの+脂質」を摂ってしまった時の罪悪感を消すだけでなく、体の中で起きる炎症や糖化ダメージを内側からケアしてくれます。抹茶風味で青臭さがなくて飲みやすいので、毎日のリズムづくりにおすすめです。
※詳しい紹介は前回の記事でもしているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
「朝のオイル」が1日を変える
最後に、私が自分でも実践し、お客様にも好評だったテクニックを一つ。
「朝食に、良質な油を小さじ1杯プラスする」
コーヒーにMCTオイルを垂らす、トーストにオリーブオイルをかける、など。
朝に良質な脂質を摂ると、腹持ちが良くなり、お昼までの空腹感が激減します。さらに血糖値が安定するため、無駄な間食欲求がスッと消えるのです。
油は「恐れるもの」ではなく「味方につけるもの」
油抜きダイエットで手に入るのは、一時的な体重の減少と引き換えの、カサついた肌と冷えた体です。
30代からの美しさは、「潤い」の中に宿ります。
これだけで、あなたの体は内側から温まり、肌は本来のツヤを取り戻し始めます。
そして、今回お話しした「糖質+脂質」の問題をクリアにするには、「血糖値コントロール」の知識があるとさらに痩せ体質が加速します。
もっと詳しく「血糖値と美肌・ダイエットの関係」を知りたい方は、こちらの記事も合わせて読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました🌸




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